みなさんも一度無病瓢箪作りに挑戦してみてください
なんと言っても形のいい物でないとバランスのとれた良い仕上がりには成りません。
10個ほどロープでしばっても満足できる物はせいぜい1〜2個。
難しいのはロープをかけるタイミング、又しっかりしばらないとロープ結び目より外れてしまいます。
ひょうたんの成長する力強さにはびっくりしてしまいます。夏の暑い夕方、棚下にもぐり、
蚊に刺されながらの作業は結構大変です。なれるまで1個しばるのに30分ほどかかりました。
又、日照りが続いた後、大量の雨に降られますと、裂果してしまい、泣けてきます。
用意する物
- 3本よりのビニロンロープ(綿100%は不可)
太さは瓢箪の大きさにより4ミリ程度から8ミリ程度まで変えてください。
(細すぎますと食い込みすぎて不可)
- 荷作りロープ(ポリプロピレン)…5ミリ程度
- インシュロックタイ(タイトン製)
電気工事用の結束材料。(又は針金)。これもロープの太さによりいろいろな太さのものを
使います。速く確実に結束できます。
針金でも結束できますが、瓢箪に傷がつきやすくなりますので注意してください。
これらの商品はすべて大手ホームセンターにて購入可能です
手順
-
まず自宅にて30?程に切った荷作りロープにビニロンロープを6本(長さは瓢箪の大きさによって変わります)をインシュロックタイにて結束してください。
結び目もできず簡単にセットすることができます。
簡単に言えば相撲取りのさがりのようなものを作ります。
<ビニロンロープを切る際の注意>
・まず切る部分にセロハンテープをまいてください。
・次に真ん中を切りその切断面に瞬間接着剤を一滴落としてください。
これでよりがほぐれません。
※ ひょうたんとインシュロックが接触しないように3本よりのロープの一部をほぐし、
その中を通してロープの先を1?程出して結束してください。
(接触しますと瓢箪にインシュロックの跡が残ります。)
その際対角になるロープの先端にマジック等で印を付けておいてください。
- 畑にて、まず上部6本のロープの間隔、瓢箪の首の太さにあわせて均等にしインシュロックにて結束します。次にあまった荷作りロープをしっかり結びます。
- 次に腹の部分を荷作りロープにてしばります。6本のロープまっすぐ均等にしてください。
この際ロープの結び目が必ずビニロンロープの上に来るようにしてください。
中間で結びますと腹で結び目が食い込みすぎたとき取れなくなり、
無理をすると真ん中の写真ように腹の部分で真っ二つに割れてしまいます。
どうしても腹の部分に無理がかかるため弱くなってしまいます。
- 次にお尻の部分をしばります。
やはりロープを均等にし、太めのインシュロックにてしっかり結束します。
次にインシュロックの上から荷作りロープにてもう一度しっかり駒結びします。
インシュロックだけですと夏の暑さと瓢箪の成長する力に負けてしまいます。
最後に対角のロープどうしをしっかり駒結びします。
☆ 一年で最高150個ほど作った年もありますが、なかなかいい形には仕上がりません。
ロープをかけるタイミングが早すぎますと右の写真の八瓢箪のように
上部と下部がくっついてしまい房がかかりません。
又、一本でもロープはずれますと、その部分が裂果してしまいます。
一度結んだらもう二度と結び直しはしません。後は神頼みのみ。
大きくなりすぎますと、やさしくなでながら、もう大きくならなくていいよと祈ります。
触りますといやがって成長が止まってくるような・・・?
何度も挑戦すればロープのしばりかた等、徐々にコツがつかめてくると思います。
一度挑戦してみてください。
以上、書きましたがすべて私のやり方ですので、皆さんいろいろ工夫して
挑戦してみてください。又よい方法がありましたら教えてください。
わかりにくいところあればいつでもメールにてお問い合わせください。
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